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一粒の種から始まる社会幸福の創造

昨今は世界中の国から、多種多様な食材が届き、様々な料理が食卓に並ぶようになりました。
目まぐるしいスピードで新しい食文化が変化しながら、私たちのもとへと提供されています。
食材や料理を目で見ること、調理の音を耳で聞くことで、できたての料理の香りを楽しみ、触感や味わいを堪能することは私たちの心に幸福をもたらし、生きる喜びになっています。
地球から与えられた生命は溢れんばかりにあふれ、日本においても古来の和食文化に加え、世界各国の食文化、文化も流通して今も人々の興味を魅了し続けています。

しかし、私はそのような文化の急激な発展により、見過ごしてはいけない側面も増えてきたように感じています。
それは世界人口の増加と資源の乱開発によって引き起こされている生態系バランスの崩れです。
人間の生活は新しい文化のおかげで便利になってきたことは実感しますが、自然界の食物連鎖に代表される地球環境の変化、人間関係、生活環境の変化などにより、数年先の未来まで予測できない状態になっていました。

野菜栽培の分野においては少しでも早く、大きく、形良く栽培するため、必要以上に設備・肥料・農薬を使用し、供給過剰になった食材は躊躇なく廃棄され、供給の少ない食材は容赦なく値段の高騰を余儀なくされています。

食生活においては調理をする家族が減少し、加工調理された食品産業に頼る家庭が急激に増加しています。
その結果、環境破壊、ごみの増加、生活習慣病やその他病気といった今までにない問題も増加してきました。

また急激なIT、AIの導入が進むことで、私たち生身の人間の脳の進化が追い付いていけず、様々な弊害が生じてきているのではと感じています。
私自身、新しい文化の恩恵を十分に受けている身ではありますが、このままでは見落として忘れられてしまい、大切に守って生かしていかなければならないことが多くあるのではと感じ、少しでも社会に貢献すべくアグリンクスを起業致しました。

アグリンクス事業理念で掲げる「一粒の種から始まる社会幸福の創造」を達成すべく、人間や動物はもちろん、あらゆる生命に対して幸福をより身近に感じられるサービスを提供し、日々実行のもと活気ある社会の推進力となるべく精進して参ります。

株式会社アグリンクス
代表取締役　大嶋直樹