GUIDANCE
食育指導事業
野菜の健康診断で
美味しさを数値化
アグリンクスでは、定期的に野菜の健康診断(メディカル青果物研究所による成分分析)を実施し、
野菜の中身の見える化をしています。
FEATURE
01
野菜の健康診断で
わかること
分析機関が保有するデータベースと比較して、アグリンクスの野菜がどんな成分構成になっているのかを確認しています。
FEATURE
Brix糖度
光合成が適切に行われている野菜では、糖分(炭水化物)の蓄積が十分に行われ、糖度が高くなると考えられています。
FEATURE
ビタミンC含量
野菜は光合成により糖分(炭水化物)を生成しますが、ビタミンCは糖よりも合成されることが知られています。
FEATURE
抗酸化力
(植物ストレス耐性力/DPPH法)
抗酸化物質は、紫外線等による植物体の酸化ストレスに応答して生成され、植物体を守る働きをしています。
抗酸化力の高い野菜は、様々な疾患の原因となる活性酸素の酸化を防ぐ効果を期待できます。
FEATURE
硝酸イオン含量
硝酸イオンは野菜にとって大切な窒素源ですが、アミノ酸、タンパク質に合成していく過程が妨げられると、植物体内に蓄積してしまいます。旬の野菜の値を参考に、窒素代謝がきちんと行われているかどうかを見える化します。
しいたけの健康診断結果
アグリンクスのしいたけは、一般的なしいたけに比べて糖度・抗酸化力が高く、硝酸イオン含量は検出下限値以下の低い値でした。
しいたけは、きのこなので光合成はしません。植物がつくった有機物を養分にして成長します。しいたけにとって生活しやすい環境を整えることで、しっかり養分吸収を行い養分蓄積ができていると考えられます。
評価 | 分析結果 | データベース平均値 | |
---|---|---|---|
Brix糖度(%) | ◎ | 7.5 | 6.3 |
抗酸化力《植物ストレス耐性力》 (mg TE/100g) |
◎ | 99.7 | 60.6 |
ビタミンC(mg/100g) | △ | 5.2 | 7.4 |
硝酸イオン(mg/kg) | ◎ | 10以下 | 26.1 |
しいたけの健康診断スコア
※2021年1月29日サンプル分析結果
しいたけの栄養成分
ナトリウム(mg/100g) | 1 |
---|---|
カリウム(mg/100g) | 290 |
カルシウム(mg/100g) | 1 |
マグネシウム(mg/100g) | 14 |
リン(mg/100g) | 87 |
鉄(mg/100g) | 0.4 |
亜鉛(mg/100g) | 0.9 |
銅(mg/100g) | 0.1 |
マンガン(mg/100g) | 0.21 |
※日本食品標準成分表2020年版(八訂)より
その他の栄養成分
- エリタデニン:エリタデニンには血中の悪玉(LDL)コレステロール値を下げる効果があり、血流をスムーズにし、血圧を低下させてくれます。そのため、メタボリックシンドロームや生活習慣病の予防効果が期待できます。
- 食物繊維:食物繊維は大きく分けて「不溶性」と「水溶性」の2種類に分けることができますが、シイタケは特に不溶性食物繊維が多いため、便秘の改善や整腸効果を期待できます。
にんにくの健康診断結果
アグリンクスのにんにくは、一般的なにんにくに比べて糖度が高く、硝酸イオン含量が低い値となりました。これが、標準的なにんにくのスコアと同等との評価でした。
食味評価は5の最高評価となり、「上品な甘味と旨味、にんにくの風味を感じ、えぐみや辛味はほとんどなく、食感はほくほくとしていて、口残りもなく非常に美味しい」という評価をいただきました。
評価 | 分析結果 | データベース平均値 | |
---|---|---|---|
Brix糖度(%) | ○ | 39.4 | 35.8 |
抗酸化力《植物ストレス耐性力》(mg TE/100g) | △ | 11.3 | 15.1 |
ビタミンC(mg/100g) | △ | 10.7 | 12.1 |
硝酸イオン(mg/kg) | ○ | 15以下 | 15.1 |
にんにくの健康診断スコア
※2020年6月9日サンプル分析結果
にんにくの栄養成分
ナトリウム(mg/100g) | 8 |
---|---|
カリウム(mg/100g) | 510 |
カルシウム(mg/100g) | 14 |
マグネシウム(mg/100g) | 24 |
リン(mg/100g) | 160 |
鉄(mg/100g) | 0.8 |
亜鉛(mg/100g) | 0.8 |
銅(mg/100g) | 0.16 |
マンガン(mg/100g) | 0.28 |
※日本食品標準成分表2020年版(八訂)より
その他の栄養成分
- アリシン:アリシンは疲労回復に優れたビタミンB1の吸収を手助けして、滋養強壮効果が期待できます。
- ビタミンB6:ビタミンB6は、たんぱく質をエネルギーに変換するはたらきがあるだけでなく、筋肉や血液、皮膚、粘膜の生成にも密接に関係する栄養素です。不足すると、湿疹や口内炎、貧血を引き起こす可能性があります。
その他の野菜についても、分析結果が分かり次第、情報を更新していきます。
食育に関する活動
ACTIVITY 01
イベント出店マルシェや食関連のイベント出店なども行っております。